今日の少年部
押忍
今日の少年部は、基本稽古の際
「前に出てやりたい人〜!」
と前に出て号令と皆の見本をしてくれる人を募って行いました
普段、たまき先生のクラスは先輩が前に立ち皆の見本となりながら、私が後ろから全体を見て細かい部分の修正をしていくのですが、この日は黄帯の三名が元気よく手を挙げてくれたのでお願いしました
三名が大きな声で号令をかけてくれたおかげで、全員が気合いの入った基本稽古をすることができました
この『手を挙げて、前に出る』という行動、人によってはなかなか出来ないと思います
何を隠そう、たまき先生は昔、学校で手を挙げて発言することがものすごく苦手な子でした
手を挙げるだけで緊張するし、万が一間違ってしまったら、失敗してしまったら恥ずかしいという思いが先行してなかなか手が挙がらなかったのです
あと一息、あと一歩、手を挙げる勇気がもてなかったんですね
なので、今日堂々と手を挙げて頑張ってくれた三名はもちろん、毎回前に出て基本稽古をやってくれる少年部のみんなは凄いなぁと尊敬しています
また、稽古後にはこんな話をしました
失敗は怖くない
仮に失敗して恥ずかしい思いをしたとしてもそれはみんなの記憶に残るから次は同じ失敗をしなくなる
だから恐れず勇気を持ってどんどん失敗しよう
と。
たまき先生も毎日何かしら失敗しています(苦笑)
でも次からはその失敗のおかげでちょっとよくなっていたりします
空手の稽古も同じこと、最初から完璧にできる人なんて誰もいないのです
できないからできるまで頑張れるし、おもしろいのだと思います
勇気をもって、どんどん失敗して、空手を楽しんでいきましょう!
2010年4月7日