今日の少年部
押忍
今日の少年部は帯上の先輩と帯下の後輩が二人一組になり、型・ミット・受け返し・組手までをずっとそのペアで行いました。
一般部では、先輩が後輩にミットを持ってもらって自主トレを行う光景をよく見かけます。
後輩は、先輩の自主トレに付き合ううちに自然と技術が向上したり、アドバイスをもらって上達することもあります。
逆に先輩からしても、後輩がスキルアップしてくれれば良い練習相手にもなりますし、共に刺激しあうライバルにまで育ってくれたら更にお互いに強くなることが出来ます。
今日の少年部のみんなはそんな私の思惑を知ってか知らずか分かりませんが、先輩たちが後輩の面倒をよくみてくれました。
後輩のみんなの中には、たくさんアドバイスをもらって見る間に上達していた子もいます。
また教えるという作業は自分がきちんと理解していないと説明出来ません。先輩のみんなも教えながら自分の理解度を知ることが出来たのではないでしょうか。
誰かのために何かをすることは、やがて巡り巡って自分に返ってきます。
今日の稽古を経て、先輩後輩それぞれが何かを学び得てくれたらと思います。
2010年4月13日