【武蔵小杉道場】5月2日週「探究心と実践は常人を超える」

橋本竜今日の道場

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押忍

橋本 竜です。

 

〈幼年クラス〉

今週は移動・型稽古を多めにおこないました。色帯は基本・移動・筋力・柔軟性は順調ですから、型を覚えられるかどうか?白帯は基本の中段内受けと、筋力・柔軟性と、立ち方を号令に合わせて正しくできるかどうか?で6月審査の受審可否が決まると思います。

組手は、約束組手で突き蹴りコンビネーションと受け返しを練習しました。年齢や帯を考えればまずは一生懸命に元気よくやることが第一ですが、技術的には攻撃だけ防御だけにならないようにお互いに技で会話すること=組手できるようになることが大切です。

 

〈小学生・中学生クラス〉

今週は移動・型稽古を多めにおこないました。各自課題を確認しましたので、6月審査から逆算して今から2週間後の5月21日までに動作・手順を覚え、更に2週間後の6月11日までに磨き込みを終えるよう稽古に励んでください。筋力・柔軟性は駆け込み乗車では間に合いませんから、受審意志がある子は今から準備することをオススメします。

組手は、年齢や帯を問わずレベルが上がっています。例えば、低学年の初級者はガンガン打ち込んでから上段廻し蹴りをガツンと決めますし、同じく低学年の中級者はワンツーから上段後ろ廻し蹴りで技ありを取ります。高学年以上になるとカウンターで蹴り倒して下段突きを決めたり、変則上段二度蹴りで技あり。技ありを取るこだわりとか攻めるスタイルは共通して必要ですが、加えて個性をいかに伸ばすか?が大切だと思います。

 

〈選手クラス〉

組手は、自由組手を多めに、個々に合わせたフィードバックと修正をおこないました。通常クラスでコンビネーションと受け返しという基礎をグループレッスンしているので、選手クラスはそこから一歩進んで踏み込んだ、いわば個人レッスン。しんどいかもしれませんが、強くなりたい人はついてきてください。先生もベストを尽くします。

全日本チャンピオンの橋本レイくんは、稽古前後や休憩中によく相談に来ます。階級や身体づくりの相談、新たな武器の相談、技術的に試していることと上手くいかないケースへの解決策の相談など。道場の外では驚くほど何もしない子ですが(笑)、稽古時間中の探究心と実践は常人を超えるものがあって、この彼の才能には心から尊敬します。チャンピオンやメダリストを目指している選手各位、ぜひ参考に!

 

〈一般クラス〉

ミット打ちは、突きに長い時間を取っておこないました。今回はこちらから指定せず、打撃力や瞬発力など各自の課題に合わせてミットも使い分け。自由度が上がることで、自分自身で考え試行錯誤する探究心が刺激されると思います。たまにやるので、今の自分に必要なものは何か?と日頃から考えておくと良いと思います。

組手は、約束組手で蹴り技に対するすくい受けからの崩しを練習しました。何点かポイントがあるのでそこを皆でおさえたい。甘えのある蹴り技に有効ですし、牽制にもなる。打撃ではない部分も取り入れて幅を広げるのは有意義ですね。

 

押忍


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