【武蔵小杉道場】課題をもつという課題

橋本竜今日の道場

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押忍

橋本 竜です。

 

基本・移動・型稽古は主に昇級課題に取り組んでいます。幼年〜中学生は全体感として、9〜10級橙帯の初級者は、とても順調ですね。元気な挨拶と気合い、中級〜上級者並みの十分な柔軟性、全力で力強い技、受け返し技術の向上・・と、武蔵小杉道場の代表とも言える姿です。技術面はまだ荒削りですが、初級者に求めること・レベルを考えれば期待以上です。お互いに高め合って引き続き頑張りましょう。

一方で、7〜8級青帯と6級黄帯の中級者は、私自身かなり危機感を持っています。組手は使える技種が増えてパワーもスピードも向上して明らかに初級者より上手くて強いです。が、やはり相変わらずまず挨拶や気合いなど礼法が全く足りない。めちゃくちゃ声が小さい。あと立ち方や両手動作など初級課題の修正事項が多い。入門から三年が経過した子も多くなってきたので、「千日を初心とし」頑張ってほしいと思います。

白帯は、初めての昇級審査会に向けて何より挨拶や気合いを元気よく、全力で稽古に励んでほしいと思います。技術は後から付いてきますから、一生懸命に頑張ること、そして頑張った経験から自信を持つこと。

5級黄帯からは、新たな上級者誕生が期待できます。何名か稽古量・質に比例して昨年秋頃から成長著しく、同級内で少し差が出てきたと感じています。是非お互いに刺激し合って高みを目指してほしいと思います。

4級以上の上級者は、一人ひとりが個性的で一律にどうという話はできませんが、上級者らしい振る舞い、上手さ、強さ、魅力を持っていて、後輩たちの良きお手本だと思います。共通課題を挙げるなら、課題をもつことが課題です。高校生以上の共通課題も同じですね。何を目標にして稽古に励むのか?上級者が徐々に増えてきた今、私自身がより一層試行錯誤して、入門した時の「空手は楽しい!」という気持ちを持ち続けてもらえるよう工夫して行動します。

 

〈基本クラス〉

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押忍


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