2006年稽古納め 2006.12.28/溝の口道場
今回で3回目を迎えた稽古納めの千本突きと千本蹴り。集合時間の30分程前から参加者が続々と道場に集まり始め、8時には20名の道場生が整列しました。皆どことなく緊張した面持ちですが、中には「これをやらなきゃ年を越せない」と張り切っているベテランも。
準備運動を終えて千本突きが始まると、全員いつも以上の気合いで力強い突きをくりだしました。号令の乱れも無く千本を突き終えると、千本蹴りに備えて小休止。汗を拭きながらも、まだまだいけるぞという雰囲気です。
再び整列して千本蹴りを開始。突きと違って百本を前に早くも汗が噴き出します。五百本あたりから次第に気合いも小さくなり始め、これじゃいかんと「気合い 気合いー!」と自らを奮い立たせるような声があちこちから響き、それに応えるようにまた気合いの声が盛り返します。壮年の参加者も目を見開き、気迫の表情で号令に喰らいついています。最後は松田5級の号令で全員一体となって千本蹴り終了。
礼を終えて、マットの上でストレッチをする皆の表情は、疲労の色は見えるものの、満足感で満たされているように感じました。来年も、各自が立てた来年の目標を達成して、またこうやって稽古納め出来るよう精進しましょう。
- 平山 10級 今年は高校1年生になり、充実した1年間でした。最初は高校生活に慣れるまで空手との両立は大変でしたが今はもうだいぶ慣れました。来年はさらに充実した1年にしたいです。
- 進先生、道場生の皆様方今年一年お世話になりました。来年は一日一日を大切に頑張っていきたいと思います。
- 大野 8級 今年は受験勉強が忙しくてほとんど稽古に来られなかった。来年は高校生になっても空手は継続していきたい。
- 伊藤 8級 今年5月に入門しました。新しいことにチャレンジ出来て楽しかった。来年は続けること、昇級審査を受けたいと思っています。また大人の男として貫禄をつけたい(笑)。
- 小林 8級 今年は週2~3回稽古に出ることを目標にして頑張ってきましたが、後半少し失速しました。初めて12月の支部内交流試合に出させてもらって、基本とスタミナの重要性がよく分かった。来年はその2点を重点的に見直して、2試合出たいと思います。
- 新井 6級 来年は試合に出る。
- 小寺 6級 今年1年の自分の思い出は皆さんの試合、子供の試合の思い出ばかりです。皆さんの試合を一緒に応援して、たくさんの感動をもらいました。来年は少し試合に向けて、普段の稽古に自分がどれだけ出られるか挑戦しようと思っています。
- 小池 6級 以前長野支部に在籍していましたが、就職の都合でこちらへ引越してきて、10月から溝口支部へ移籍しました。インターネットで進先生のプロフィールを見て溝口支部に決めました。来年は何事にも挑戦していきたいので、宜しくお願いいたします。
- 松田 5級 今年は3回試合に出場し、審査も受けさせていただき、空手を楽しむことが出来た。しかし、最初の5月の試合で1本負けしてしまいショックを受けて辛い日々もありましたが、12月の支部内交流試合で1勝出来て救われた。来年は支部内で優勝します!!
- 黒岩 5級 9月の城西カップに出るという目標は達成できたが、不甲斐ない試合をしてしまって後悔している。来年は自分の基本を見直して、昇級審査に挑戦したい。
- 小椎尾(塁) 4級 今年は試合に2回出て、2回とも負けてしまった。これ以下の成績はないのであとは上昇するのみ。空手を始めて3年が経過し、大山総裁のいう『千日を以って初心とし…』の初心に立ち返る年に節目である30歳を迎えるので、基本となる部分を積み上げたい。来年は上段廻し蹴りを蹴ります!!!
- 小山内 3級 今年は先生や道場生にご迷惑をおかけして申し訳なかった。しかし、現在は世田谷東支部の帯研にも出させてもらうようになり、感謝しています。来年は1人で稽古する時間、1分1秒を大切にして何が何でもウエイト制に出ます!
- 三浦 3級 今年は仕事の都合で稽古に出られない日々が続いた。しかし、稽古以外のところでもランニングする等出来る事はある。来年は3月の大会で勝って、極真祭で優勝したいです!
- 須川 2級 試合について、今年は自分の力を一番発揮できるようになったと思う。あまり頻繁に稽古に来ることは出来なかったが、1回の稽古をどれくらい集中して行うか、イメージトレーニングなど自分で創意工夫してやることが大切だと感じた。来年は優勝を目指して頑張りたい。
- 山集 2級 今年で空手を始めて3年。プライベートや仕事で色々あっても、空手で積んだ3年間の経験に支えられていた。極真魂で自分と向き合うことが出来た。来年は心・技・体全てにおいてパワーアップ、極真祭で優勝したいです。
- 小椎尾(環) 1級 自分の選手としての1年を振り返ると今年は『敗』の一年。極真祭には絶対勝つつもりで挑戦したが最低の結果だった。しかし、負けから学ぶものはたくさんある。進先生ともまとまって今後についての話も出来たし、このままではダメだということがよく分かった。今以上に稽古して、来年は4月の女子世界大会に出るつもりで準備する。極真祭でもリベンジを果たします。 指導員として感じたことは、毎年壮年の方々の努力と頑張りに頭が下がるということ。壮年の方々からのエネルギーに負けないよう、私達や私より若い世代の一般部がもっと頑張って溝口道場を盛り上げていけたらいいと思う。また、道場生の皆さんはもっと試合を観に来て欲しい。うちの道場生でいうなら須川君の試合は生で観る価値がある。道場生以外でも一般上級の試合は観ていて本当に勉強になる。せっかく極真空手を始めたのだから試合会場で生の選手達のぶつかり合いを感じて欲しい。
- まずは黙想して集中
- 気合いでみんなを引っ張る三浦さんと小山内君
- 号令もスムーズに進みました
- 全力で突きを出す小椎尾君と黒岩君
- 千本突きを終えてホッと一息
- 千本蹴り始め!早くも汗がしたたり落ちます
- 65歳で参加した犬塚さん。頭が下がります。
- 「気合い入れてー!!」
- 千本蹴りを終えて深呼吸
- 体から湯気を上げながらストレッチ
- 伊藤さん、酒井さんも完遂して満足な表情です
- 続いて大掃除
- 掃除もみんなでやると楽しいですね
- 「来年もやるぞ~っ!!」
2006年12月28日