2016年秋季昇級審査会 2016.10.23/宮前平道場

イベントレポート

昇級審査会が行われ、各道場から受審を許可された道場生が宮前平道場に集まりました。

少年部は帯別に4回に分けて実施、それぞれの開始前に進師範より「覇気を出して元気にいこう。」との言葉が有りました。
準備運動,基本稽古,柔軟性,拳立て,ジャンピングスクワット、休憩を挟んで移動稽古,型、最後に組手の審査が行われました。



第一部は現在黄帯〜緑帯道場生の審査。技の正確性,力強さ、気合いの声、どれもレベルの高い内容でした! 特に黄帯の子達の気合いが凄まじく元気ハツラツでした! 黄帯の子は小学低学年が多く、これからが楽しみです。幸先の良いスタートを切ってくれました!

第2部は青帯〜青一本線帯の審査です。このクラスは鷺沼道場,生田道場の一期生が含まれており、人数は少ないながら、鷺沼,生田道場生の気迫にみんなが引っ張られる感じでした。組手でも初めて手合わせをするケースが多く、道場対抗戦さながらの白熱した対戦が多く見られました!



第3部はオレンジ〜オレンジ一本線帯。初級者とは思えぬレベルの高さに、先生方から思わず「あの子達は経験者ですか?」との声が! いいえ、みんな初めてです。(笑) 試合での活躍も期待大です。

少年部最後は、白帯の子達と緑一本線〜茶帯の上級者達。



ズラリと並んだ白帯達! 今回最も多かったです!嬉しい事です。



初めての審査にみんな真剣の表情で臨んでおりました。カッコ良かったです!


いつもと違う先生方から色々とアドバイスを頂きました。


白帯に混ざって審査を受けた上級者2名。上級者ゆえに、先生方からは厳しい言葉も有りましたがしっかりと受け止めてくれた事でしょう。これからも少年部のリーダーとしてみんなの見本になる様に精進してください。期待してます。


審査後は、進師範より「極真の精神」のお話しが有りました。
「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する」
極真空手を通して「極真の精神」の様な立派な人間になれる様に、そして、みんな黒帯目指してこれからも頑張りましょう〜。

16時30分からは一般部の審査が行われました。

白帯から茶帯まで、今回は11名が受審。
先ずは基本稽古からスタート。皆さん真剣な表情で大きな気合いの声とともに力強い突き,蹴りを繰り出しておりました! 次に柔軟性の審査です。一般の方は苦手な人が多いですが、そんな中、青帯受審の林さんと金子さんは開脚して胸まで付ける素晴らしい柔軟性! 普段の地道な努力がうかがえました。 続く拳立て審査は全員が規定回数をクリア⁉︎ そして休憩を挟んで移動稽古と型の審査が行われました。極真空手経験者ながら志願して白帯から再入門をした藤原さんは飛び級の審査!10級〜4級までの項目を連続して演武しました。体力的にキツかったかと思いますが集中力を切らすこと無く最後まで力強くやり切りました!
次に組手審査です。今回は相澤さんが一級受審の5人連続組手に挑戦しました! その掛かり手には黒帯がズラリ!蒼々たるメンバーが揃いました! 掛かり手達の容赦無い攻撃にも気持ちを切らすことなく倒されること無く最後まで闘い抜きました!! ノクチ支部の5人連続組手史上最も過酷だった様に思います! これぞ極真という様な根性を見せてくれました! 他にも、重量級の森野さんと藤原さんの組手は迫力満点! 白帯同士の対戦となった小幡さんと原さんは受けと攻撃のバランスが良く白帯とは思えぬハイレベルな組手! オレンジ帯同士で同年代の金子さんと登さんは所属道場が違う為に初顔合わせ、登さんの気迫に応える形で金子さんも応戦!白熱した組手でした!でも終わった後は笑顔でガッチリと握手。お二人とも清々しい表情が印象的でした。
今回、男性に混ざってただ一人女性だった河場さん、技のキレの良さは男性達に負けず劣らずでした! 試合初出場となる武魂杯でも期待大です。
中学生の高橋くんと根比くんは全項目ほぼ完璧の内容だったのではないでしょうか! これからも学校生活と空手を両立させて文武両道を実践し、いずれは支部のリーダーとして若者たちの先頭に立ってもらいたいです。
青帯受審の林さんは、技の完成度,力強さ,キレ,気合い,そして立ち居振る舞い等、全てにおいて完璧で圧巻の内容!あまりの内容の良さに師範からは「飛び級でも良かったのでは」とのお言葉も!自分が気が回らずに反省です。すみません。次回は飛び級を視野に入れて稽古指導して参りたいと思います。

今回の昇級審査はとてもレベルが高く、ここ数年では一番の内容だったのではないでしょうか! 審査官の先生方からも賞賛の声が多く聞かれ、指導員としてはとても嬉しい気持ちになりました。

昇級審査や試合は、普段の稽古を確認する、又は自分の得意,不得意を明確にする場でも有ります。自分の現在のレベルをしっかりと認識して、これからの稽古に生かしてください。特に不得意な事を少しずつ克服する努力が大切ではないかと思います。これからも次の目標に向かって頑張りましょう。

審査を受審された道場生の皆さん、お疲れ様でした。
そして、少年部の審査から一日中、審査官として立ち会って頂きました、青木先生,水間先生,小山内先生,武田先生,辨天先生、ありがとうございました。


« »