関東地区壮年選手強化稽古レポート

進裕治イベント

9月24日(日)に開催された『関東地区壮年選手強化稽古』のレポートを森真樹さんに書いて頂きました。今後も不定期で開催されますので、次回は皆さん是非参加してください。

関東地区壮年選手強化稽古

押忍
溝口道場の森です。
この度進師範から初のレポートを書く機会を頂きました。
乱文、長文失礼いたします。

9月24日に都内の光が丘ドームにて関東地区壮年選手強化稽古が行われました。
都内の壮年部の方々が有志で集まる事で始まったこの強化稽古、今回で通算7回目だそうで、自分は今回が初の参加でした。
この日の我が支部からの参加者は3名。宮前平道場の壮年エース相澤先輩と、組手大好き小西さん、あと自分です。

軽い緊張感と楽しみが入り混じった、試合とはまた違った気持ちで会場入り。
試合会場で見かけたり実際に対戦したことのある選手がチラホラいるものの、大会で見かける方ばかりではない感じ。でも中には全日本や国際大会で優勝や入賞をされている選手も。(あとからお聞きしたら)名古屋からいらっしゃった方もいました。
全体で80名程でしょうか。試合に出てる方ばかりではなく、関東一円から本当に色々な方が集まってきた、という印象です。

今回講師をしてくださったのは城西世田谷東支部の田口恭一支部長。城西世田谷東支部は我が進師範が選手時代に所属していた支部です。
また、同支部所属であり今年の世界ウェイト制中量級チャンピオンの大澤佳心選手もサポートで来てくださっていました。

今回のテーマは「新ルール」。
昨年改定された新ルールから認められた、”押し” “捌き” “足掛け下段突き” などの技を積極的に使っていこう、という狙いです。
まずは準備運動〜基本稽古〜シャドーを1分・2分×3。その後対面シャドーを数回。
次にテーマである新ルール向けの様々な技を約束組手で試しました。
様々な蹴り技を捌いてからの足掛けや色々なパターンの押しなど、かなり色々試したかと思います。特に押しに関しては大澤佳心選手にコツなどを解説していただけました。

ここで自分は大きな(今回最大の)感銘を受けます。
毎回技の説明・解説を田口師範がお手本と共にしてくださるのですが、その理論的・体系的な説明、お手本の技のキレ、進師範が普段から仰ってる内容と行き着く所は同じながらも別の切り口・解釈・視点でのアプローチ、にワクワクしながら聞き入ってしまいました。城西世田谷東支部は子供から壮年までテクニカルな選手が非常に多いのですが、その土台・理由が垣間見えた気がします。
説明を聞いている最中の自分はニヤニヤして、さぞかし気持ち悪いオッサンになっていたことでしょう(笑)

様々な技を一通り確認した時点で時間は半分(1時間半)を若干過ぎていたかと思います。ここから残り時間はひたすら組手。小西さんが遊園地に来た子供のようになっています(笑)
普段の稽古約1回分まるまる組手の時間なのでキツそうに聞こえますが、全て「ライトスパーリング(=本気の組手禁止)」だったのでそこまで負荷は強くありませんでした。
この日の冒頭で田口師範が「せっかく色々な支部からこれだけの人数が集まったので、組手を沢山出来るようにしたい。そのためには全てを本気でやっていては体力も持たないし怪我も起きやすくなる。なので本日は全てライトスパーとします。その分色々なことを考え、学んだ事を試すように。」と。組手時間も1分と短めでその分沢山回数をこなし、色んな方とお手合わせしましょう、ということでした。
普段の稽古でもそうですが、何でもかんでも本気の組手をしてしまうと、せっかくその日に学んだ技などを試すことなく終わってしまったり、自分の得意な事だけをやって終わってしまうことが多く、技術的な向上に結びつかないことがあります。
なので、決して「ライト=楽をする」という事ではなく、ライトスパーは技術向上には非常に大事だということを改めて考えることが出来ました。

また、今回は普段の稽古と違い、全ての組手の度に自分で相手を探す形を取っていました。なので自分は過去に対戦経験のある方、大会会場で良く見かける方、いつも優勝・入賞などをされていて有名な方、などを探してはお願いするようにしていて、かなり充実した組手の時間を過ごすことが出来ました。「この人どんな組手をするんだろう?」とか「どのくらい強いんだろう?」と思いながらも、試合の時のような「失敗は許されない」的なプレッシャーもなかったので心の底から組手を楽しむことが出来たんじゃないかなと思います。
そして改めて実感したことは「我が支部の壮年部のレベルは非常に高い位置にある」ということ。国際大会や極真祭での入賞者の先輩方はもちろんの事、他の方々も含め「皆こういった強化稽古に参加しても十分通用する、いや、楽しむことが出来るレベルにある」と感じました。

今回の稽古を通して田口師範は終始「無理をしないで、途中で休んでも構わない」と皆にお声がけをされていましたので、終盤には休憩されている方もチラホラ。
年齢もキャリアも非常に幅が広く、普段の空手に対する取り組み様も様々であろう壮年部。強化稽古と言えど、それぞれの体力に合わせて取り組める環境を用意していただけているのも壮年部ならではなのかなと感じました。
そんなこんなで数え切れないくらいの回数の組手をやりました。それでも自分の中では「もう少しやりたいな」という気持ちが。
体力的にもっとやれたといのもありますが、まだまだお手合わせしたい人とやりきれていなかったのが一番の理由です。

正味3時間程、全ての稽古を終え、全員と一人ひとり挨拶し、皆で記念撮影ののち解散、という流れで全てのメニューが終了。

楽しみと緊張感と、試合とは全く違った気持ちで臨んだ初の強化稽古。自分としては「ホント出て良かった」の一言に尽きます。試合も「普段の稽古では学べないことを学べる」と言われますが、この強化稽古は「普段の稽古でも試合でも学べないものを学べる場」だと思います。プレッシャーだらけでない状況で他支部の方とお手合わせをして自分の力量を測る事が出来る環境も他に無いのではないでしょうか。
ウチの支部で、稽古の強度が不安で今回参加を躊躇された壮年の方もいらっしゃると思いますが、上に書いたとおりその心配は無用かと思います。今後試合への出場を少しでも検討されている方には是非参加していただきたいです。自分を含め今回参加した3名は今後も間違いなく参加すると思いますので。3人揃って感想は「楽しかった」ですからね(笑)

今回の稽古後の写真、3人なので少し寂しいですが(笑)、今後は支部の勢いを感じるような大勢の集合写真が撮れるよう、是非皆でどんどん参加していきましょう!一緒に頑張りましょう!お待ちしております!
押忍!


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