道場生紹介
押忍
今日の一般部稽古中の話です。
留学生のマウリシオくん(高校二年生)が何やらカバンからガサゴソ出してきて、私にあるものを差し出しました。
『これ、あげる。』
何だろう?と思いながら広げてみると、なんと『空手』の文字!
学校で習字を習い、自宅で何枚も『空手』の文字を練習して一番いいと思ったものを持ってきてくれたそうです。
彼は南米からの交換留学生で、一年間という短い間しか日本にいることが出来ません。それでもコツコツ稽古に参加しており、先日の昇級審査で見事オレンジ帯になりました。
空手に対する取り組み方も熱心ですが、道場で顔を合わせる度にどんどん日本語が上手になっていくのに驚きます。
マウリシオ、空手を好きになってくれてありがとう。熱心に取り組み、色んなことを吸収しようとするキミの姿はかっこいいです。これからも学業と空手、共に精進して下さい。
写真はそのお習字とマウリシオくん。
2010年11月4日