【武蔵小杉道場】7月29日週の稽古概要・道場生・風景

押忍
橋本 竜です。
【1】今週の稽古概要(東日本大会振り返りがメイン)
今週は、遠くに引っ越した秋山コウくんがこっちに来る予定があって、道場にも顔を出してくれました。4級・緑帯になっていて大会での入賞報告も。顔つきがまたお兄さんになっていました。まとまった休みの時にはよく来てくれるのでとても嬉しいです、また来てね。
さて、前週末は東日本大会、今週初は少年部夏合宿とイベント続きでした。東日本大会はみな敗退してしまいましたが、得られたものも大きいと思います。応援に来てくださった保護者・関係者の皆様、ありがとうございました。
橋本レイくんは、久しぶりに上段技有りを取られ取り返せず。勝負は時の運もあるので技有りとして取られる・取られないもありますから、やれることは、万が一にも技有りを取られたなら取り返せる技を持つこと。一撃技に関しては前から会話済みなので真剣に考えると良いです。
内田ユウキくんは、持ち味を出せないまま。事後に話を聞けば、体調は万全だったので単純にウォーミングアップの問題かと。試合経験が豊富なので任せていたところがありますが、今後は事前に話しておいた方が良いですね。あと、武器が少ないので調整して県大会で試しましょう。
立野オウジロウくんは、初戦はリラックスして良い動きでしたが、2回戦で後半失速。スタミナ切れとのことで、これは前から分かっていた課題です笑。暑い季節で体力づくりはいつにも増して怠いかもしれませんが、やるメリットが大きいので真剣に考えると良いです。
村上ダイキくんは、大きい相手にサイドステップしての攻撃は良かったのですが、被弾や崩れからあと一歩及ばず。最近は中学受験準備であまり稽古に参加できていないため、道場以外の日々生活の中で、嗜みとしての稽古時間をいかに確保できるかが課題だと思います。
後藤ヒカルくんは、上段技有りを取られ取り返せず。上段ガードは前から長らく課題として残したままになっているので、解決すべき重要なものとして本人が認識して真剣に稽古することが第一です。稽古内容や量というより、心や意識の変革が必要でしょう。
自分は、目標は壮年部門のグランドスラム(残すは全日本大会と国際大会の王座奪取)と、一般選手権上級試合への復帰です。そのためにやりたいことがたくさんあります。引き続き、武の中に生きる精神をもって、嗜みとしての稽古に日々励んでいきたいと思います。
【2】今週の道場生
一人目は、鈴木ロクヤくん、9級・橙1本線帯、小学5年男子。痛みを感じやすいタイプで組手は入門から4年間も防御9割のスタイルでしたが、急に攻撃6割!話を聞くと「試合に出るって決めたから」と。こんなにも急激に分かりやすく心が成長・変化した子は初めてで感動しました。
二人目は、谷村ケイトくん、白帯、幼年男子。いつもは笑顔が多く元気な子ですが、泣いてしまうとその場から動けず泣き続けてしまいます。しかし今週、組手で泣いて一旦座っても、何度も自ら立ち上がり攻めに行く勇姿!お迎えに来たお母さんに安心してハグする姿が印象的です。
【3】今週の稽古風景
押忍
2024年8月3日