城西地区一般初級新人戦 2003.12.7/多摩武道館

試合レポート

極真空手溝の口道場 冨上君、須川君

 城西地区新人戦はその名の通り新人選手が技を競い合う場だが、今回は黄色帯までの選手が出場し、防具無しということもあり全体的にレベルの高い闘いが繰り広げられた。

 川崎溝口支部からは冨上選手と須川選手が参加することになった。試合に出場することが決まってからかなりの稽古を積んできたが、二人共入門してからまだ3ヶ月ちょっと、初めての試合ということで試合前はかなり緊張しているようだった。

 しかし試合が始まると、二人共試合前の緊張がウソのように積極的に攻め込み、相手選手もかなりダメージを負っている様子。冨上選手は延長に入ってからスタミナが切れてきたようで、手数が若干少なくなり延長で判定負け。須川選手は前に出てくる相手選手と距離をとって下段回し蹴りを蹴りこんでいったが判定で惜しくも敗れた。

 二人共敗れはしたものの内容はすばらしいものであったし、課題が明確になったのでそれを克服すべく稽古を積めば、今後の活躍が大いに期待される。


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