春期城西地区交流試合 2005.2.11/府中市総合体育館
2月11日(金・祝日)に府中市総合体育館で「春季城西地区交流試合」が行われました。今回は全日本ウェイト制選抜試合もあり、白熱した試合が展開されました。
全日本ウェイト制選抜・軽量級に当支部より矢部選手、須川選手が全日本ウェイト制大会初出場をかけて挑みました。矢部選手は突きと下段蹴りで攻めるが、相手選手の下段蹴りがヒットし、技有りを2回取られ1本負け。軽快なフットワークを得意とする矢部選手ですが、その持ち味が活かせぬまま終わってしまったのが残念。
須川選手は持ち前の反射神経を活かして、素早い左右の動きと上段廻し蹴り、後ろ回し蹴りなどの華麗な足技を駆使し前半は優勢だったが、途中、相手選手の強い下突きをもらってから動きが止まってしまい、膝蹴りで対抗するが5-0の判定負け。矢部選手、須川選手共に全日本ウェイト制選抜は初めての参戦となったが、今回の経験を活かし次回もぜひ頑張って下さい!
一般新人戦・軽量級には3人出場。武井選手は普段の練習では見る事の出来ない(?)闘争心溢れる戦いで1回戦は下段廻し蹴りで技有りを2回取り、合わせ1本勝ち!2回戦では突きと得意の下段蹴りで攻めるが、惜しくも判定負け。しかし試合後の武井選手は早くも次の大会出場の意欲に満ち溢れてました。
今回が試合初出場となる興津選手。白帯とは思えない組手センスを持っている為、溝口道場生の間で「本当に空手初めてなのか?」と疑惑が浮かぶほど。安定した下半身から繰り出す強い下突きを武器に果敢に攻めるが、4-0の判定負け。初試合とはいえ見事な戦いぶりでした。
3人目は廣田選手。10キロ以上の体重差にも関わらず、下がる事なく突き&左の下段廻し蹴り、左の内股を繰り出すが、惜しくも3-0の判定負け。
壮年・上級の部では田中選手が出場。相手の執拗な上段廻し蹴りをかわしながら、下段廻し蹴り&内股で攻めるが5-0の判定負け。
一般女子初級・軽量級の部では、齋藤選手が試合初出場。突きと下段廻し蹴りで攻めるが少しづつ下がってしまい、5-0の判定負け。
一般女子上級・重量級の部では小椎尾選手がパワフルな突きと下段廻し蹴りで余裕の一回戦突破。2回戦目では突きから蹴りのコンビネーションで挑むが、上段廻し蹴りで技有りを2回取られ、合わせ1本負け。上段の蹴りに対応出来れば、全日本クラスでの活躍も期待出来るので、今後も頑張って下さい。
- 試合前のアップの様子
- 下段廻し蹴りで合わせ1本勝ちをした武井選手(右)
- 試合初出場とは思えない闘いぶりの興津選手(右)
- 10キロ以上の体重差をものともしない廣田選手(右)
- 相手の攻撃を落ち着いてさばく田中選手(左)
- 試合初出場の齋藤選手(右)
- パワフルな突きと下段回し蹴りで攻める小椎尾選手(右)
- ウェイト制出場を狙い試合に臨んだ矢部選手(右)
- 山田雅稔師範より表彰状が手渡される。
- 大会入賞者達。ウェイト制選抜入賞者は全日本ウェイト制大会への出場が決定。
- 出場した選手&応援者達。
- 「次は頑張ろう!」
2005年2月11日