第13回全関東空手道選手権大会 2005.4.17/東京武道館

試合レポート

極真空手溝の口道場 全関東空手道選手権大会

 東京武道館にて「第13回関東空手道選手権大会」が開催されました。総勢700名を超す選手達が整列し、荘厳な雰囲気の中開会式が行われ、試合が開始されました。溝口道場からは少年部12名、一般女子2名、一般男子1名、壮年部2名の17名が出場。(うち7名が入賞!)

 小学1年の部では大和建匠6級が力強い下段廻し蹴りから上段の蹴りを決めて3位入賞、小学2年の部で馬場勘太6級が強い突きで前へ前へと出ながら、上段の蹴りを決め3位入賞、大島直之6級は抜群の組手センスから得意の上段前蹴りの組手で準優勝。

 小学女子低学年で相川莉穂6級が相手をよく見て、落ち着いた組手から上段廻し蹴りを決め3位入賞、小学女子中学年で宮腰七恵6級が強い突きと下段廻し蹴りで攻めてからの上段廻し蹴りを決め、圧倒的な強さで優勝。

 一般部では壮年40歳未満軽量級で三浦伸彦6級が安定した構えから繰り出される突きと強い右の下段廻し蹴りで準決勝まで勝ち進み3位入賞。

 一般女子重量級では小椎尾環2級が圧倒的な強さで勝ち上がり、準決勝で強豪選手と対戦。相手選手の上段前蹴り、上段廻し蹴りをさばきながら、強い突きの連打と中段廻し蹴りで攻めるが一進一退の攻防で本戦は引き分け。相手選手は上段の蹴りを得意としている為、セコンド陣をハラハラさせたが、延長戦では、豊富な練習量を物語る抜群のスタミナで相手を攻め続け、見事5-0の判定勝ち。決勝戦では相手選手の強い下段廻し蹴りを華麗な足さばきでかわし、突きから中段廻し蹴り、下段廻し蹴り、内股のコンビネーションを的確に決め、本戦5-0の判定勝ちで見事優勝!!今回の試合で優勝した事はもちろん立派な事だと思いますが、それよりも先生が組んだかなりきついメニューを、毎日毎日欠かさずに継続して稽古し続けた事が凄い事なのだと思います。今よりも更にキツイ稽古を継続し続けていかなければなりませんが、小椎尾さんなら女子全日本・世界大会優勝も可能だと思います。全日本・世界チャンピオンを目指して、更なる活躍を期待しています!


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