第3回城西カップ空手道選手権大会 2005.7.17/光が丘ドーム
7月17日(日)第3回城西カップ空手道選手権大会が光が丘ドームにて開催されました。去年同様、ドーム内は235名の選手の熱気でかなりの暑さでしたが、出場規準をクリアーした選手のみが出場できる大会とあって非常にレベルの高い白熱した試合が展開されました。
少年部は、レベルの高い試合とあって、なかなかいつも通り勝たせてもらえませんが、その中でも今回結果を残したのが宮腰七恵6級。下段~中段~上段蹴りと多彩な蹴りを繰り出し、終始相手を圧倒する組手で見事3位入賞!少年部は上段蹴りの受けをしっかり練習し、来年の城西カップ出場に向けて頑張りましょう。
一般部のトップバッターは、川田初段。高校教師(英語&クラス担任)という忙しい仕事の合間をぬっての出場でした。久しぶりの試合のせいか少し動きが固く、試合勘が戻る前に試合終了となり残念ながら判定負け。試合後に「久しぶりの試合は楽しかった。もっと試合がしたかった。」との感想だったので、次回の試合での活躍が期待されます。
次は壮年部代表の大原8級。多少、スタミナに不安が残る大原さんでしたが、試合前の「最初からガンガン行きます!」という言葉通り、試合開始とともに凄まじい勢いで攻めました。が、相手選手はさすが茶帯。大原さんの怒濤の下突きをものともせず、ジリジリと前に出てきます。結局、惜しくも判定負け。今年の夏はスタミナアップを課題に、秋には「スタミナの大原」と呼ばれるよう頑張って下さい!(道場生一同、ハラハラしながら見守ってます。押忍。)
次は女子部。今回で城西カップは2回目の出場となる山集4級。「今年こそは初戦突破!」を目標に、回転の速い突きと下段で果敢に攻めるものの、相手にジリジリと押され、残念ながら判定負け。対戦相手は偶然にも去年1回戦で戦った相手と同じ選手。去年は相手に押し切られ場外に押し出される場面が何回かありましたが、今年は押し切られる事もなく攻め続けました。シツコイ組手には定評のある山集選手。持ち前の「粘着組手」に磨きをかけて、前に前に出る組手が復活するのを期待しています!
次は、待ちに待った小椎尾選手。1回戦は難なく判定勝ち。準決勝の相手は4月に行われた世界大会の代表選手。小椎尾さんに気合が入りまくります。(あっ、ちなみに準決勝からはサポーターなしのフルコンタクトです。)試合開始とともに、伸びのある強い突きと威力のある下段で、前に出る組手で相手に圧力をかけていきます。相手も負けじとスピードのある蹴りで応戦という激しい試合。決着がつかず延長戦へ。延長戦でも果敢に攻めるもののさすが世界代表、試合の組み立てが上手くなかなか攻めきれず判定負け。負けはしましたが世界大会代表選手を相手に全くひけを取らない内容で、他支部の支部長からも絶賛されたとても良い試合でした。3位決定戦では準決勝の疲れをものともせず、攻め続け難なく判定勝ち。極真祭でも大暴れしてきて下さい!喉が枯れるほど(実際、枯れました)応援させて下さい!小椎尾さん、世界は目の前です!!
- 試合前にアップする少年部選手たち
- 興津さん相手にアップする川田初段
- 開会式。一般部で優勝し、9月24日に開催されるオールアメリカンチャンピオンシップ(ニューヨーク)の全遠征費を獲得した佐藤匠選手(右手前)
- 田村師範主審によるルール説明
- 川田初段(左)の一回戦
- 突きで攻める大原8級
- 会場設営やタイマー係として1日中活躍してくれた吉次さん(左)、松田さん(右)。ありがとうございました。
- 山集4級(左)の一回戦
- 江口師範による裏拳ブロック割り&寸けい瓦割り、江口美幸先生によるバット折り&肘によるブロック割りの演武
- 大会入賞者と一撃出場者
- 3位入賞した宮腰七恵6級(手前)
- 世界大会代表選手と闘う小椎尾選手(左)
- 名セコンドの小椎尾塁君
- 入賞者達
- 3位入賞した小椎尾2級(左)、宮腰七恵6級(右)
- 出場選手とお手伝いをしてくれた人達の労をねぎらう会
2005年7月17日