第8回極真祭 2005.8.28/京都府立体育館

試合レポート

極真祭

 8月28日(日)京都府立体育館にて第8回極真祭が開催されました。極真祭とは「第7回全日本壮年空手道選手権大会」「第7回全日本女子空手道選手権大会」「第5回全日本大学生空手道選手権大会」「第4回全日本型競技選手権大会」「第6回全日本壮年型競技選手権大会」「第7回全日本女子型競技選手権大会」とそれぞれの日本一を決める大会です。

 前日から京都のホテルに宿泊し体調を整える選手や、始発新幹線や夜行バスで当日到着した溝口道場生達が続々、京都府立体育館に集合。今回は極真祭と併せて全関西空手道選手権大会も開催された為、開会式では455人もの選手達が集まりました。

 川崎溝口支部のトップバッターは、三浦4級。一回戦目は突き→左内股蹴り→右下段蹴りのコンビネーションが爆発し、黒帯相手に5-0で初戦突破。二回戦目は弐段の対戦相手に果敢に攻めますが、強い突きと左の下段をカットしきれず0-5の判定負け。

 次は減量で苦しんだ山集4級。本戦は突きと下段で攻めるが、大差なく延長戦へ。延長戦でも積極的に攻めるが、減量によるスタミナ不足の為かジリジリと後退してしまい判定負け。

 次は小椎尾2級。一回戦の相手は去年の極真祭4位の選手。突き&中段廻し蹴りで攻めるが、相手も左下突きが強くなかなか攻め込めず延長戦へ。延長戦で顔面に突きをもらうアクシデントもあったが、最後まで強い気持ちで攻め続け、回転の早い突きと蹴りで5-0の判定勝ち。二回戦目は今年7月に開催された城西カップで対戦し、延長戦で判定負けしてしまった相手。「今回こそは!」という気持ちで臨みましたが、攻撃をさばかれてバランスを崩す場面が多く、果敢に攻めるものの判定負け。(対戦相手の選手は体さばきが上手く、威力のある突き&スピードのある攻めで今大会準優勝されました。)

 出場した選手達は去年の極真祭を観戦しに京都に来ていますが、その際「来年はこの大会に自分も出場したい!」という強い気持ちを抱きながら1年間練習を続け、見事出場を決めました。今回出場した3人は全員空手を始めてからまだ2年足らずですが、熱心に稽古をし、たくさんの試合に出場し、出場するだけでなく試合での反省点を毎回克服してきました。今回の試合で学んだ事も必ず今後に生かしてくれる事でしょう。ぜひ、来年も京都に行きましょうっ!!


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