城西地区交流試合 2007.8.19/稲城市総合体育館

試合レポート

極真空手溝の口道場 城西地区交流試合

田代浩介~試合を振り返って~
壮年35歳以上40歳未満軽量級の部優勝 田代浩介6級レポート

 振り返れば、早いもので空手を始めて1年が経ちました。極真会館に入門したのは、空手を習って強くなりたいというより、20年間続けてきたフリークライミングに対して、若い時程情熱を注ぐことが出来ず、別の運動をする事で、フリークライミングの上達の足がかりとなればと、間接的な動機からでした。しかし入門してみると、空手の稽古の奥深さ、また、道場生のレベルにあったカテゴリーがあり、自分にあった目標設定が出きる事を知り、気が付けばフリークライミングより空手の方に比重が大きくなっていきました。そして自然と試合に出てみたいという気持ちが強くなってきました。

 入門当初は祐天寺道場で池田先生や富本先生にご指導いただいていましたが、4ヶ月程で、川崎に引っ越す事になり、池田先生の紹介で、溝口道場に移籍し進先生にご指導していただく事になりました。溝口道場は、少年部、女子部、一般部、壮年部、皆さん各カテゴリーで、積極的に試合に出場され、特に同じ年代である壮年部の方が、極真祭等、全国大会にまで出場されていることを知り、益々試合に出場したいという気持ちが強くなりました。

 初めて出場した試合では、積極的に攻めていこうと心に誓い、がむしゃらに戦いましたが、初めから飛ばしすぎてしまい、最終的にはスタミナ切れで、攻め込まれ負けてしまいました。1分半がこんなに長く辛いものかと、痛感した試合でした。

 スタミナが足りないという実感は、この時初めて感じました。体力的には年齢の割にあるのではと、自分では思っていたので、技で負けたというより、体力で負けてしまった事がとても悔しかったです。

 稽古も週4回を目標に参加する事でスタミナアップに努めました。そして進先生を始め、先輩方から、間合いの取り方や、力を抜く等、試合に勝つための技術を沢山ご指導いただきました。その貴重なご指導のおかげで、翌月に行われた城西世田谷東支部支部内交流試合で初勝利する事が出来ました。

 そして今回、城西地区交流試合に壮年部35歳から39歳軽量級の部に出場する事になりました。出場者の関係でワンマッチとなり勝利した方が優勝という事で、少し寂しい状態でしたが、怪我を気にする事もなく全力で戦う事が出来ました。今回はスタミナ切れもなく最後まで、技を出し続ける事が出来たように思います。その結果勝利する事が出来ました。

 ワンマッチで優勝という結果となり、賞状まで頂き、なんとなく複雑な気分でしたが、次の大会では、トーナメントで勝ち上がって優勝したいという大きな目標が出来ました。

 今後帯の色が変わり、より強い方と対戦する事が多くなり、勝利する事が難しくなってくると思います。自分も帯の色に相応しいように稽古を積み重ね強くなり、大きな大会でも優勝できるようになりたいと思っています。

 最後に、この度は暑い中、進先生を始め、溝口道場の皆様大変お疲れ様でした。また試合中、沢山の声援ありがとうございます。これからもご指導宜しくお願いします。

 押忍!


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