2010国際親善空手道選手権大会 2010.4.24~25/幕張メッセ

試合レポート

極真空手溝の口道場 国際親善空手道選手権大会

千葉県幕張メッセにて2010国際親善空手道選手権大会が行われ、世界中から1600名を超える選手が集まりました。

川崎溝口支部からは、型の部に芝田拳吾、小寺祐矢、佐野太基、芝田紗希、馬場澄夏、樫本大成、綿引翔の7名が出場。組手の部に川崎環、本橋正道、田代浩介、小寺祐矢、白木麻美子、馬場澄夏、西将希、綿引未夢の8名が出場しました。

初日の型試合では各選手コツコツと稽古を重ねてきた型を堂々と演武しました。惜しくも決勝進出は出来ませんでしたが、稽古の成果が十分に出せていたと思います。

組手では昨年3位の小寺祐矢1級が1回戦を勝利、2回戦で判定負けしました。本人もかなり悔しかったようなので、次の大会ではパワーアップした組手が見られるでしょう。

二日目の組手では少年部選手は勝ち上がることは出来ませんでしたが、それぞれの選手が試合後に自分の課題を明確に捉えていたので、今後の活躍が楽しみです。

国際壮年大会に出場した田代浩介4級は過去にクライミングの国体で優勝経験のある山男。その体力を生かし、豊富な運動量とパワーでトーナメントを勝ち上がり、ベスト8入りしました。来年の国際大会優勝へ向けて手応えをつかんでいるようでした。

田代選手と同じカテゴリーに出場した本橋正道初段は昨年のチャンピオン。周囲の二連覇への期待通り圧倒的な強さで勝ち上がりましたが、準決勝でポーランドの大型選手に判定で敗れ3位となりました。本人は自分の組手に納得いかないようでしたが、3年連続の入賞は素晴らしい記録です。

世界女子大会に川崎溝口支部職員の川崎環初段が出場しました。溝口道場少年部の応援をうけて勝ち上がり3位入賞しました。2回戦のポーランドの選手との試合で、相手の顔面殴打の反則を受けながらも、ものすごい気合いと気迫で向かっていき勝利した姿は会場の感動を呼んでいました。応援してくれていた道場生達も何か感ずるものがあったのではないでしょうか。


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