第8回城西カップ 2010.11.3/光が丘ドーム

試合レポート

極真空手溝の口道場 城西カップ

昨日光が丘ドームにて行われた城西カップ、午前・午後の部共に川崎溝口支部の選手達が大活躍しました。

午前の部では樫本大成二級が準優勝、綿引未夢五級が優勝となりました。

樫本大成二級は朝のウォーミングアップから調子がよく、キレがありよく集中出来ていたと思います。

その証拠に準決勝では強豪と噂される相手に真っ向勝負を挑んでの勝利。随所で下突きと膝蹴りが生きた展開でした。

優勝した綿引未夢五級は変わらぬ安定した戦いぶり。危なげなく勝ちましたが、彼女のすごいところは結果に満足せず『もっと練習したい』『もっと強くなりたい』という貪欲なまでの姿勢です。これからも更なるレベルアップが期待出来ます。

また惜しくも入賞はならなかった西将希二級、伊藤達也三級両名も大健闘しました。

緊張しながらも試合場に立った西将希二級。その攻撃力には相手もかなり嫌がる素振りを見せていました。彼の組手には将来性を大きく感じるのでこれからもコツコツ続けて欲しいと思います。

伊藤達也三級も相変わらず熱い試合を見せてくれました。体重差のある大きな相手にも臆することなく挑む姿は感動をよびます。負けた試合も体重差15キロの相手に真っ向勝負で食らいついていました。

内容はみんな素晴らしかったです。コツコツ続けてきた稽古の成果も出て、同時に今後の課題も見えたのであとはやるだけだと思います。

城西カップ午後の部は、小山内紘介初段、石本甲六五級、小寺祐矢初段が出場しました。

久々の試合となった小寺初段ですが、それを感じさせないスピードとキレは健在でした。また中学生になり部活動で基礎体力強化をしており、パワーアップも感じました。小学生の頃に比べて満足に稽古が出来ているわけではありませんでしたが大健闘だったと思います。これからもマイペースに続けてもらいたいです。

続いて石本五級は余裕すら感じる勝ち上がり。ヒヤッとする場面もなく、全ての試合においてきっちり差をつけての優勝でした。

決勝では相手の顔面殴打を受けた直後から謎の笑みを浮かべる石本五級。ギャラリーも『あの選手笑ってるよ』とざわついていました(笑)後で本人に聞いてみると『顔を叩かれたらスイッチが入ってしまった』とのこと。そのまま圧勝してしまいました。

最後は約8ヶ月ぶりの試合出場となる小山内初段。初戦は緊張からか格下の相手に思わぬ苦戦を強いられセコンドもギャラリーもヒヤヒヤしました。

その後は徐々に試合勘を取り戻し、決勝では身長190センチの大型選手を圧倒しました。

試合前は極度の緊張からか進支部長から『顔が真っ白だった』と言われていた小山内初段。久々の優勝となったことで笑顔もあり、試合後は安堵した表情をしていました。

午後の部に出場した皆さんも大健闘でした。今後のレベルアップが期待出来ます。


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