第3回神奈川県空手道選手権大会“横浜カップ” 2011.5.22/横浜文化体育館
溝の口道場から少年部25名、一般部10名が参加しました。
小学2年【チャレンジ】で浜優斗と柴崎凌が3位入賞、小学5年【チャレンジ】で加藤叶大が3位入賞、一般新人戦70kg超でが片野主税が準優勝しました。
横浜カップを終えて(文 川崎環)
今回の試合を振り返って感じるのは、やはりコツコツ日頃の稽古や自主トレを継続することが勝利への道なのだなということです。
少年部では今回惜しくも入賞者はいませんでしたが、それでも日頃の稽古を大切に、真剣に、諦めずに取り組んで来た子たちのレベルアップは素晴らしかったです。確実に強くなっているのが分かりました。
反面、今回思うような結果が出なかったと感じるならばそれにはきっと何らかの理由があります。今一度、自分自身の試合を振り返って、普段の稽古から見直せるといいですね。
また、一般部では新人戦で片野さんが準優勝しました。昨年の大会で悔し涙を流していた彼が、今回準優勝出来たのは『勝ちたい』という気持ちだったと思います。
『勝ちたい』という気持ちが本人の行動を変え、それを見た周りが力を貸そうとサポートする。さらに本人がコツコツ努力を積み重ね、また周りが手をさしのべる…そうした結果が今回の準優勝となったのではないでしょうか。
片野さんは、ハッキリ申し上げまして不器用です(あ、言っちゃった片野さんゴメンナサイ)。でも、真っ直ぐで素直で、コツコツ継続することが出来る人でもあります。
やはり空手は日々の稽古の積み重ね。大事なのはその積み方にあるのだと思います。いいときも悪いと感じるときも続けること。そして少しでもよくなるように考えること。努力の仕方やペースは人それぞれですが、やはり継続は力なり、ですね。
人は本気になると変わるんだなと思います。そして誰でも変わりたいと思えば変われるんだと思います。片野さんを見ていて、確信しました。
2011年5月22日