片野選手インタビュー/全日本出場に向けて2

川崎環指導員のつぶやき

押忍 川崎です。

先日に引き続き、片野選手のインタビュー後半部分をお送りいたします。全日本大会出場にあたり、意気込みと皆様へのメッセージを語ってくれています。

(9月某日 場所:弥肴 メンバー:片野選手(黒)、インタビュアー:小山内紘介(緑)、川崎環(オレンジ) ※()内は文字色です)

 

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【高みを目指して―全日本出場にあたり】

金太郎杯で負けたときは『とりあえず一勝!』が目標でしたが、今はウエイト制や全日本大会など上の試合で活躍することを目指すようになりましたね。なぜそう高みを目指すようになったのですか?

 それはやっぱり一緒に稽古している小山内先輩、山本先輩、石本さん、本橋先輩の存在が大きいです。皆さんに引っ張られてがんばる感じです。ウエイト制などは正直自分には夢物語のような気がしていましたが、一緒に稽古している仲間の皆さんに刺激をうけてがんばるようになりました。自分の中では山本先輩、石本さんより自分は見劣りするなと感じますが、でも、それでも食らいついて目標を目指していこうと思っています。

もっと『勝ってやる!』『勝ちたい!』という欲が出るといいですね(笑)

 それは親からもよく『お前は欲が無い』と言われます(笑)

それが返って片野さんのいいところかもしれませんね!

 母親にも『淡白だ』と言われたことがあって…それが空手にも出ているのかもしれません。試合中もラスト30秒粘れなかったりとか。これからの課題です。

片野さんのいいところは周りのアドバイスを素直に聞くところですからね。

 アドバイスを下さること自体、ありがたい事です。

全日本大会に関して、進先生に「全日本出てみるか?」といわれた時はどうでしたか?あの時「謹んでお受けいたします」と仰っていましたね。

 あの時は本当にびっくりしました。自分はウエイト制に出るだけで精一杯で、ウエイト制に自分が出ていいのか?とも思っていたのですが、事実そうかもしれませんが…。でも試合中はネガティブな感情は全く無くて、大会に出れる喜びのほうが大きかったです。「ここまで来れたんだ」という喜びがありました。全日本大会も誰でも出られる大会ではないので同じ気持ちです。

片野さんは自分のためにがんばるというよりも、『今までお世話になった人に恩返しをしたい』とか『応援してくれる人のためにがんばる』など周りの方々へ還元していくことを動機にした方がモチベーションもあがりそうですね。

 そうかもしれません。今日も稽古後に進先生から『一言お願いします』と言われて、『皆さんに本当にお世話になったので全日本大会では皆さんの顔を思い浮かべながらがんばってきます』と話しました。

道場の少年部のご父兄の方々とお話しているときも、片野さんは非常に謙虚で、道場の外でも必ず挨拶をしてくださると皆さん仰っていましたよ。大人としては挨拶は基本、当然のことかもしれませんが、そういう小さい部分も見てくださっている方々がいるということですね。片野さんが全日本に出場すると言うとご父兄の方々も『頑張って欲しい』『応援している』と仰っていました。

 あー、それは本当にありがたいことですね(笑顔)。がんばります!

そろそろインタビューも終盤ですが、この度は全日本出場決定おめでとうございます。ということで、意気込みをお願いします!

 ワンマッチのつもりで、全部精一杯自分を表現します。自分らしい試合ができるように。自分らしく試合をするために、(全日本までの)残りの日々は誠実に取り組んでいきたいです。

応援にしてくれる道場生へひとことお願いします。

試合に臨むまでに皆さんの顔を思い浮かべながらがんばっていきたいと思います。気持ちが折れそうになったときに、後ろに皆がいると思って、そこからまたがんばりたいです。ここまでくることができたのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

では、インタビューを終わります。片野さんありがとうございました。全日本大会、応援しています!!

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片野さん、インタビューを受けてくださってありがとうございました。溝口道場の皆さん、片野選手の応援を宜しくお願い致します。皆さんの応援が力になります。ぜひ3日土曜日から両国国技館へ足を運んで、声援を送ってあげてください!!何卒宜しくお願い致します!!チケットは道場にて販売中です!


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