「武魂杯」観戦記

本橋正道指導員のつぶやき

本橋です。

3月21日、神奈川県大会「武魂杯」が開催されました。川崎溝口支部からは70名が参加させて頂き、優勝者3名を含む22名が入賞という素晴らしい結果を残してくれました!
今回の大会を観戦し感じたことを少し書かせて頂きます。

①突きの大切さ。
大会全体を通して、上位に勝ち進む者は突きの技術 が優れており、上段蹴りで技有りを取った場面でも、その前に突きのコンビネーションから下段蹴り等で効かせる又は崩しておいてからその流れで上段蹴りで技有りを取る。というような組み立てがしっかり出来ていると感じました。

②上段ガードの意識
これは、2月から特に少年部には稽古中に再三指摘して来ており、以前に比べるとかなり上段ガードへの意識が高まっております。稽古中や試合中にセコンドに着いた少年部からも「上段ガード」の声が良く聞かれました。今後も引き続き口うるさく指導して行きたいと思います。今回の大会でも優位に進めていたのに上段で技有りを取られ負けてしまったシーンを何回か見たので。

③普段の稽古から全力で取り組む。
これは当たり前の事ですが、良い結果を残した方は普段の一つ一つの稽古を真剣に真面目に全力で取り組んでいる方だな、と感じました。稽古に全力で取り組んでいるのに今回良い結果が出せなかった方もおりますが、諦めずに一生懸命努力していれば必ず勝てる日が来るはずです。

優勝、入賞された方、おめでとうございます。
全試合は観戦出来ませんでしたが、入賞を逃した少年部や一般部の方も気持ちの入った素晴らしい闘いをしてくれ見ていて感動しました。
「勝って驕らず、負けて腐らず」
今回それぞれが感じた課題点を道場に持ち帰り稽古で克服して行きましょう。
自分達指導員も全力でサポートさせて頂きます。

そして、今回とても嬉しかったことは、川崎溝口支部の仲間を応援する皆さんの姿です。自分の試合以外の時は仲間の試合を大声で応援する姿、今回試合には出場していないのにわざわざ会場まで掛けつけ仲間達を大声で応援する姿、ご父兄の皆様も大声を出して応援してくれました。ありがとうございます。選手もとても心強かった事と思います。
これからも支部一丸となって頑張りましょう。

押忍。


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