少年試合クラス
押忍 たまき先生です。
今日は余震が続き、計画停電の影響から混乱などがありましたが、そんな中8人の少年部が集まってくれました。
聞けばこの日はどこの小学校も休校になったとのこと。そんな中での稽古だったので、めいっぱい体を動かして発散できるような内容にしました。
みんな汗だくになりながらも終始笑顔。私もみんなに会えて本当に嬉しかったです。
また、稽古後にはこんな話をしました。
「ありがとう」という言葉。これは漢字で書くと「有り難う」
つまり、「有る」ことが「難しい」ということ。
そんな「有り難い」奇跡の中を毎日キミたちも先生も生きているんだよ。
稽古できることも「有り難い」
道場まで送迎してくれる親御さん達の行動も「有り難い」
小学校で勉強できる環境があるのも当たり前ではなく「有り難い」
今日本中は地震の影響で電気が足りなくなっているけれど、普段何気なく当たり前にそこにあるのが当然と思っていた電気すらも貴重で「有り難い」ものだったんだ。
今回こんなカタチで気付くなんて皮肉なものだけれど、当たり前のことなんて何一つないんだよ。
すべての事に感謝して、「ありがとう」の気持ちを再確認しよう。
そして、今日キミたちを送迎してくれたお父さんお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝えてください。
子供たちはみんな真剣な顔で話を聞いてくれました。さて、「ありがとう」って言えたかな?
明日も皆さんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。でも、無理はしないで下さいね。安全面などを考慮し来られないならば今出来ることをやりましょう。それが後々プラスになることだってきっとあるから。
押忍
2011年3月14日