同じ武道家として…。

本橋正道指導員のつぶやき

本橋です。

先日の大相撲を観ていて感じた事。

普段はほとんど観ないのですが、「10年ぶりの日本出身力士の優勝なるか?」などと周りが騒いでいたのと、その時間にたまたま家にいたのでテレビを点けてみました。

結果は皆さんご存知の通り、琴奨菊の優勝!
「日本人力士は10年も優勝出来てなかったのか!」「そーいえば極真空手もしばらく世界大会で日本人が優勝してないな〜」なんて思っていると、優勝した琴奨菊力士の優勝インタビューが始まりました。何気なく聞いていると、記者の質問に対して…
「応援してくれた皆さんのおかげです。」
「稽古をつけてくれた親方のおかげです。」
「いつも付いてくれている若い衆のおかげです。」
「勝てないときに皆さんに頭を下げて壁になってくれた両親のおかげです。」
「支えてくれた周りの人のおかげです。」等々…、
何を聞かれても「・・・のおかげです。」と自分に携わってくれた全ての人に感謝の言葉を述べておりました! そしてその表情はさっきまでの気迫溢れる鬼の様な形相とは違い、とても穏やかな優しい顔をしておりました!

本当に強い人はこうでなくてはいけない! 同じく武道を志ざす者として見習わなければならないと感じた休日でした。


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