全日本青少年大会結果
押忍 川崎です。
■全日本青少年大会組手部門、溝口支部道場生結果■
馬場 澄夏 初戦敗退
綿引 翔 初戦敗退
樫本 大成 二回戦敗退
伊藤 達也 二回戦敗退
綿引 未夢 初戦敗退
小寺 那央也 二回戦敗退
佐野 太基 初戦敗退
小寺 祐矢 二回戦敗退
今回は惜しくも入賞者は出ませんでしたが、皆力闘しました。大阪という慣れない場所で、しかも全日本という大きな舞台でよく頑張ってくれたと思います。
月曜日の少年試合クラス後には出場した選手一人一人試合の感想と今後の対策を発表してもらいました。
彼らにはそれぞれ今回の大会に向けて頑張ってきた事があります。
自分で設定した目標をクリアすると、その先にはまた新たな課題が見えてきます。
彼らはそれを冷静に分析し、既に次の目標に向けて動き出していました。その目は自信と確かな手応えにあふれていました。
出場者は今大会で得た経験を生かしてまた一つ成長してくれると思います。自分を信じて、もっともっと強くなって欲しいです。
また、今回出場権が得られなかった子達にも自分たちの仲間に出来て自分に出来ない事は無いと思うので、彼らに追いつけ追い越せで頑張ってもらいたいと思います。
また、今回の全日本ウエイト制大会や女子全日本大会には少年部の頃から空手を続け、初めて一般の部にデビューした選手を多数見かけました。
彼らは少年部だった時から常に勝ち続けてきたエリートばかりではありません。技術的な巧さはありながら成長期の体の変化やケガ、体格差体重差によって長く勝てずに苦しい時期を経験してきた子達が殆どです。
それでも諦めずにくさらずに粘り強くコツコツ続けてきた結果、一般の大会で活躍するレベルにまで成長したのだと思います。
やはり継続は力なり。特に苦しい時期を乗り越えた選手は忍耐力があり、見ていて迫力がありました。
溝口支部の少年部からも数年後、そうした逆境を乗り越えた骨太の選手が出てくると確信しています。
一時の試合結果も大切かもしれませんが、そういった長期的なスパンでの成長を少年部の皆には遂げてもらいたいと思っています。
そのためには我々指導員の指導力と忍耐力、情熱はもちろんの事ですが、ご父兄の皆様のサポートが必要不可欠となります。どうかこれからも彼らが空手を通じて人として成長していくために、お力添えを何卒よろしくお願い致します。
押忍
2011年6月13日