【武蔵小杉道場】昇級審査会

押忍
橋本 竜です。
武蔵小杉道場では、10時半より少年部オレンジ帯の第1部、12時半より少年部青帯の第2部、15時から少年部黄帯以上の第3部、17時半から溝の口道場にて一般部を対象とした第4部に分けて昇級審査をおこないました。
各部冒頭で、審査は稽古の一環として元気よく気合いを入れて取り組むよう伝え、基本稽古、柔軟性、拳立て、スクワット、移動稽古、型稽古、組手の審査を実施。
審査員からは要所で、立ち方や蹴り技の足指のつくりなど動作の細部まで意識してほしいポイントの説明があり、皆しっかり耳を傾けていました。前回までは返事や気合いに対する指摘を多く受けてきた印象ですが、今回は道場として改善できた点です。
第2部には武蔵小杉道場強化選手で2022関東5位・2022神奈川県銀メダリストの立野オウジロウくんが受審。初級の頃から相変わらずパワフルな組手で強いですが、例えば、後屈立ち内受けなど初級より明らかに難易度の高い課題動作が増えてまだまだ修正事項がありますので、身体操作をより向上させるためにも今以上に基本稽古から頑張って、東日本・全日本大会優勝を目指してください。
第3部には進師範も出席され、「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する」という極真の精神についてお話しされました。黄帯以上にもなると極真の精神を即答できる道場生が大半ですが、中級者である青帯も我々が大事にすべきこととして忘れずにいましょう。
第4部は私も溝の口道場に移動して一般部審査を支部合同で実施。審査員として入って担当以外も、全体をみて総括させていただきましたが、しっかり準備してきた方とそうでない方の差がはっきり出たと思います。大山総裁の座右の銘に「武の道の探究は断崖をよじ登るがごとし 休むことなく精進すべし」とある通り日々の積み重ねですから、当然ながら私自身も含めて、できることに日々取り組んでいきましょう。
押忍
2023年6月24日