大きな声を出そう
押忍
今日の一般部は雨にもかかわらず多くの方が参加して下さいました。
ですが、全体的に返事、気合いの声が小さかったのが気になりました。
●大きな声で元気良く挨拶や返事をする
●気合いを入れて覇気のある稽古を行う
実はこれ、当たり前のようで結構出来ない人が多いのです。
特に入門したての白帯の方は単純に大きな声を出すこと自体慣れていない場合が多いです。
また返事の声が小さいのは、思春期で恥じらいのある中学生〜大学生に多い気がします。
大きな声を出すのが苦手だな、慣れてないなと思う人はまず、
『自分はデカい声を出すのが苦手だ』
『自分は恥ずかしくて気合いの声がうまく出せない』
『目を見て挨拶するのが苦手だ』
『大きな声で返事するのに慣れていない』
と理解し、認めることです。
それが分かったらあとは練習するのみ。
稽古のたびにデカい声をわざと出す練習をするのです。失敗しても構いません。
挨拶も意識して相手の顔を見てするようにします。落ち着いてゆっくりやれば大丈夫。のくち道場生はみんな優しいですから(笑)
たまき先生も未だに失敗しています。指導中にデカい声で号令をかけていて声が裏がえり、少年部のみんなから『え?今の何?』って顔をされたりしてます(笑)
ま、無視して続けますけど(笑)
つまり、空手の技と同じことなのです。覚えたらひたすら反復して、自然に身につくまで繰り返します。
気付いた頃には苦手だったことも忘れて、声を出すのが当たり前、返事するのが当たり前になっていると思います。
また、大きな声を出すとたくさんいいことがあります。
大きな声を出すと
●気合いが入る
●雑念が取り払われて稽古に集中できる
●覇気のある稽古になる
●自分の気持ちを奮い立たせることができる
これらが基礎となり技術向上に繋がります。
ちなみに、たまき先生はキツい稽古になればなるほどデカい声を出します。というか、出さないと頑張れません。自分を追い込む必要がある時ほど、大きな声を出すことで残っているパワーを少しでも出そうとします。
聞いた話ですが、科学的にもデカい声を出して気合いを入れると、通常よりも高いパフォーマンスが出来るという証明がされているそうです。
大きな声を出すことは、自分だけでなく、周りも巻き込んで元気にさせてくれます。
なので、恥ずかしがらずどんどん声を出していきましょう!
o(^o^)o<押忍!
2010年5月7日