今日の少年試合クラス
押忍
今日の少年試合クラスは16名が参加しました。7月の関東大会に出場するメンバー中心に全員が自分を追い込んで稽古していたと思います。
組手では前回負けた相手にリベンジを果たす子が続出しました。前回の負けをきちんと受け止めて、課題を修正してきた結果だと思います。
稽古後には先日の大阪全日本での結果報告をさせてもらいました。
今回は、3月4月と対戦し敗れた相手にまたしても本戦敗退したという悔しい報告となってしまいましたが、みんなしっかりと私の話を聞いてくれました。
実際に闘ってみて、実際に闘っている選手たちを見て感じたことですが、強い選手、常に勝ち続けている選手はいずれも試合場以外のところで礼節がきちんとしています。
誰しもが手を抜いてしまうような些細な部分ですら手を抜かない。
例えば、挨拶ひとつとっても強い選手というのは誰が見ていなくてもしっかり『押忍!』と声をはって、十字をきります。
待機している間もフラフラせず、私語もなく、静かに安座して座っている…など基本的なようで手を抜きがちな部分がしっかり出来ていました。
私も毎日道場生の前に立ち、指導する身。改めて自分は挨拶など普段から妥協せずに出来ているかと省みるいい機会になりました。
今日の少年試合クラスに参加したみんなにも強くなってもらいたい。それはただ空手の技術だけでなく、私生活でも学校でも日常生活すべてにおいてパワーアップし勝ちパターンを見つけてもらいたいということです。
挨拶や人の話に目と耳を傾けきちんと聞くこと、返事を元気よく。日常生活にも覇気を持たせてほしいと思います。そうすることで何かが変わるし、その行動はいつか必ず自分に返ってきます。
また、私自身も今一度自分の組手をよく見直して、日常生活から改善し、次こそはみんなの前で佳い報告が出来るようにすると約束させてもらいました。
今日試合クラスに参加してくれた皆さん、しっかり私の目を見て話を聞いてくれてありがとうございました。これからもより佳くなるように、共に頑張って成長していきましょう。
2010年6月14日