最近読んだ本
押忍
『怪力 魁皇博之自伝』を読みました。
昭和63年の初土俵から現在まで現役で相撲をとり続ける友綱部屋、魁皇関の自伝です。
私はもともとお相撲が好きで、今も時間があればよくテレビで見ています。
度重なるケガに悩まされ、何度もカド番に追い込まれながらもピンチを切り抜け今なお大関として頑張っている魁皇。
読んでいて、ケガやプレッシャーに悩み、迷い、試行錯誤しながら毎場所崖っぷちで闘っている姿が人間味を感じさせます。
最後の方に『今の自分にできることを一日一日コツコツとやるだけ。』『土俵を去る日が来ても、やれることはやったと言えるように努力していくのみだ。』とありました。
とてもシンプルな考え方だと思いますが、長く続けてきた人の実感が込められていて納得出来ます。
興味のある方は読んでみてください。
2010年6月18日