国際大会を振り返って
押忍 川崎です。
14日、15日と二日間に渡り開催された国際親善空手道選手権大会が無事に終了しました。
土曜日お手伝いに来て下さった森谷さん、長澤くん、日曜日にお手伝いして下さった大原さん、前川さん、審判を引き受けて下さった小山内さん、ありがとうございました。
また、当日応援やセコンドなど出場した選手のサポートをして下さった道場生の皆さん、ありがとうございました。
そして、長丁場を終始子供達に寄り添って支え続けてくれた少年部保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。
皆さんの支えがあるからこそ、選手は試合に安心して挑む事が出来ます。
出場した選手の皆さんは感謝の気持ちを忘れずにまたがんばっていきましょう。
そして、この二日間を振り返って思うことを少し。
一つ目は、支部全体としての課題が明確になったということです。先に行われた武魂杯でも感じた、支部の弱点がハッキリと分かりました。この件については、道場稽古で確実に補っていかなければと思っています。
どうすれば、よくなるのか。どういう稽古をしたら、よくなるのか。私自身よく考えてまた皆さんへ還元していこうと思います。
二つ目は、『勝ちにこだわる執念』が少し足りなかったのでは?ということです。
少年部一般部問わず、『何が何でも勝ってやる!』というがむしゃらな気持ちや姿勢がもう少し欲しいと感じました。
うまくやろうとする前に、もっと泥臭く、もっとがむしゃらに、もっと貪欲に気持ちを前面にだしてやれば勝てたんじゃないかと思う試合がいくつもありました。
技術的な事ももちろん大切なことですが、
勝ちたい
もっと強くなりたい
もっともっと上手くなりたい
もっともっともっと空手したい
そういう気持ちが強ければ強いほど、人は自ら動き、本当に強くなっていくと自分は思います。
先日通い合宿に来て下さった荒田選手が仰っていましたが、『溝の口道場は恵まれている』のです。自分も同感です。でも、それに気付いている人は少ないです。
今ある現状に満たされて、好きなこと、ラクなこと、やりたいことだけやっていても変われないし強くなれません。
もっとがむしゃらに、貪欲に、ハングリーになっていいと思います。
そうすればきっとなりたい自分になれるし、叶えたい夢や目標に到達できるのではないでしょうか。
二日間、試合を見続けて感じたのはこの二つでした。
出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。今回はちょっと厳しい事を書かせて頂きましたが、皆さんの試合に向かう姿はどれも輝いていてかっこよかったです。
特に今回の国際大会に出場したメンバーは、川崎溝口支部の代表に相応しい、人に感動を与えられる試合ができる方々だったと思います。
だからこそ、負けるのは悔しいし、もったいないし、もっと勝ってもらいたかったです。
ケガや疲労もあると思いますから、しっかりケアして休息をとってまたがんばっていきましょう!
押忍
2012年4月16日