2014年秋季少年部昇級審査会 2014.10.12/宮前平道場
レポート:本橋正道
10月12日(日)今年最後の昇級審査が宮前平道場で開催されました。
少年部は3回に分けて実施。まずは現在緑帯以上の上級者と白帯の審査が行われました。白帯の子にとっては今回が初めての審査会、「緊張してる?」との問いに「うん」と頷く子や「全然緊張してない」と強がる?子など様々でした。審査が始まると上級者達の気合いの入った大きな声に施され、白帯の子達も元気な大きな気合いの声で審査が進みました!予定時間をオーバーする長丁場でしたが、幼年部の子達も最後まで集中して、とても良い内容でした。
2番目は現在オレンジ一本線〜オレンジ帯の子が審査に臨みました。こちらも準備運動から元気いっぱい! 終始大きな気合いの声で気持ち良く審査が進みました。基本稽古,移動稽古,型の技も力強く、普段の稽古の成果をのびのびと遺憾無く発揮してくれました! 組手では普段対戦しない他道場の子と手合わせする機会も有り新鮮で緊張感のある内容だったのではないでしょうか。
少年部の最後は現在青帯〜黄色一本線の審査です。このクラスは緊張のせいか、又は慣れ合いのせいか、ちょっと元気がなかったのが残念でした。先生方からも「声を出せ〜」「もっと気合い入れろ〜」などの言葉が何度も聞かれました。しっかりと技は出来ているのにもったいないですね。これから上級者になる子もいるのでリーダーシップのとれる、そして後輩達の見本となる様な人になって欲しいです。これからは稽古中からしっかりと声を出す様に心掛けましょう。
こうして少年部の昇級審査会は終了しました。終了後、進師範より「極真の精神」についての話しが有りました。
「頭は低く目は高く 口慎んで心広く 孝を原点として他を益する」
「礼儀正しく謙虚に、目標は高く、人の悪口は言わない、グチや文句を言わない、威張らない、親や周りの人に感謝の気持ちを忘れずに孝行する、困った人がいたら助けてあげる。」
みんな強くなるために稽古をしていますが、極真空手を学ぶ者にとって一番大切なのは、上記「極真の精神」の様な人間に少しでも近づく事です。
これからも継続して、永く極真空手を続けて欲しいです。
2014年10月12日