【武蔵小杉道場】新しい帯の授与その1

押忍
橋本 竜です。
先日おこなわれた昇級審査会の合格者に新しい帯を授与しました。皆さん、おめでとうございます!次回6月に向けて、また新しい課題に取り組んで頑張っていきましょう。
武蔵小杉道場強化選手も5名のうち3名が昇級しました。世界重量級5位・全日本軽量級王者の橋本レイくんは、1級茶1本線帯に昇級。武蔵小杉道場生では大人も含めて一番上の帯となりました。小学1年生で入門してから毎年年間300時間以上の圧倒的稽古量で選手としての実績もあるので1級としては申し分ないです。今年はいよいよ小学生最後の年。4月世界大会と8月全日本大会で結果を出せば、小学生での黒帯昇段もみえてくるでしょう。
神奈川県重量級王者の金田タイガくんは、2級茶帯に昇級。経験と実力をみれば十分に茶帯なので、本人や周りから見るとようやくといったところでしょうか。歳を重ねたことと、受験が近づいてきて稽古量が減ったことで、空手に自ら向き合うようになってきました。稽古中の姿を見続けてきた自分としては待ってました、と。3月神奈川県大会で勝利して弾みをつけ、今夏上級試合で結果を出せば、年内昇級もみえてくるでしょう。
関東重量級5位の立野オウジロウくんは、8級青帯に昇級。入門から約1年半で基本や型などは経験・帯相応ですが、良い意味でアンバランスに組手が強いです。初級〜中級にいる間は持ち前の組手センスで勝つことはできると思いますが、上級者を相手にする場や上級試合では今後も通用しないことが多々あると思います。基本や型も一生懸命に稽古して技・体をちゃんと整えて、経験を積んで心を鍛えることが大切です。
押忍
2023年3月4日