【武蔵小杉道場】5月13日週の稽古概要・道場生・風景
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押忍
橋本 竜です。
【1】今週の稽古概要
中・上級者を対象とした土曜日午前クラスは、今月のテーマは「重心移動」。今週はまず、型稽古は三戦から始めて重心や呼吸、筋肉の締めなどを調整後、鉄騎で登場する肘打ち・鉤突き・両手突きを対人で用いて間合いの違いなど細かな解説と実践。次に、移動稽古で重心を意識した昇級審査課題の反復練習。そして、腹・脚・前腕の部位鍛錬や手押し車などによる上半身トレーニングを終えてから最後に、組手は肘打ちを解禁して鉄騎で学んだ間合いや有効性を確認しました。
平日と土曜日午後の基本クラスは、来月の昇級審査会に向けて基本・移動・型・補強・柔軟など曜日ごとに変えて、月曜日は基本+移動、水曜日は基本+型、金曜日は型+自主トレ、土曜日は移動 or 型でおこないました。現状進捗としては、今回も20-30%くらいの受審率になりそうです。組手は土曜日午前クラスのテーマ「重心移動」を試しに取り入れてみましたが、とりあえず来週以降は本来の今月のテーマ「タイプ別の対処」に戻って稽古していこうと思います。
特化クラスとして組手クラスは、「重心移動」と、「タイプ別の対処」でサイドステップ、ヒットアンドアウェイ、ラッシュの3タイプの対処を引き続き研究。参加者は中・上級者の高学年以上が多く、当初想定より初・中級者や中学年が少ない現状です。ミットクラスは、打ち込みペースを少し緩やかにしてフォームを修正しており、突き4種450発、蹴り4種400発、計8種850発を1コマ1時間で消化しています。日に日に暑さが増しているのでこの量でも結構きつそうで、終われば皆ぐったりです笑
【2】今週の道場生
一人目は、朝日ノボルくん、10級・橙帯、小学1年男子。幼年で入門して元々身体が大きく、空手を楽しんでくれていて継続的に稽古を積み重ねて接近戦+中段前蹴りでパワフルな組手をするようになり、率先して3年生とも組手しています。すごい。昇級審査課題の修得も順調なので、昇級だけではなく神奈川県大会も目指してほしいです。
二人目は、金田タイガくん、2級・茶帯、高校1年男子、神奈川県大会重量級2連覇(今年は受験のためエントリーせず)。組手で3分や5分の長い時間を設けても暑さの影響を受けず、接近戦でコンスタントにダメージを与え続ける安定感と粘り強さがあります。高校生になってウエイトトレーニングも始めており、パワーアップに期待ですね。
【3】今週の稽古風景
押忍
2024年5月18日