【武蔵小杉道場】5月20日週の稽古概要・道場生・風景
押忍
橋本 竜です。
【1】今週の稽古概要
中・上級者を対象とした土曜日午前クラスは、今月のテーマは「重心移動」。今週はまず、基本稽古で呼吸による重心移動、骨格を使用した正拳突きなど細かな解説と実践。次に、移動稽古で重心を意識した昇級審査課題の反復練習。最後に、組手は基本稽古や移動稽古で学んだ重心移動や正拳突きを確認しました。
平日と土曜日午後の基本クラスは、来月の昇級審査会に向けて基本・移動・型・補強・柔軟など曜日ごとに変えておこないました。もう少しで6月になり昇級審査前チェック期間に入るため、組手は約束組手で突きのみや突き下段蹴り、自由組手など最近のまとめや自由度の高い稽古を多めにおこないました。
特化クラスとして組手クラスは、参加者がとても少なかったので個々の課題を中心に取り組みました。昇級審査前チェック期間が近づいていますが、技術面の課題、特に受け返し技術に課題を残している子が多いので組手クラスを活用した方が良いと思います。ミットクラスは、重心を落とした強い打撃で計8種850発を消化しました。
【2】今週の道場生
一人目は、坂寄アスマくん、7級・青1本線帯、小学3年男子。安定したモチベーションと稽古量、加えて覚えの早さが空手歴以上に彼を成長させており、来月の昇級準備も順調。小柄なので体重差がある相手と組手すると苦しそうな時もありますが、稽古で培ったスピード・パワー・覇気で真っ向勝負する姿勢が、観ている人を熱くさせます。
二人目は、内田ユウキくん、5級・黄1本線帯、小学4年男子、神奈川県大会重量級2連覇。上段蹴りによる一撃必殺の組手で実績・定評がありますが、長らく真面目に取り組んできた接近戦技の打撃力アップが顕著で、型が物凄く上達。稽古に向き合う真剣さ、昇級を目指す貪欲さ、大会で優勝を目指す向上心など武蔵小杉道場の模範です。
【3】今週の稽古風景
押忍
2024年5月25日