2020年「極真祭」レポート
2020年11月28日(土)、武蔵野の森スポーツプラザにて「極真祭」が開催されました。
「極真祭」とは、一般部以外の各カテゴリー(幼年〜壮年)の今年の全日本チャンピオンを決める大会です。
今年はコロナウイルスの影響で殆どの大会が中止になる中、久しぶりの開催となった大会です。選手達にとっては待ちに待った試合!コロナウイルス対策でいつもの様な満足のいく稽古は出来ませんでしたが、制限された中、出来る事はしっかりとやって来ました。いよいよ、その成果を試す時が来ました!
神奈川川崎中央支部からは37名の精鋭がエントリーし全国から集結した猛者達と全日本チャンピオンの座を争いました。
試合前のウォーミングアップ。
チーム川崎中央、円陣を組んで気合いを入れて、いざ出陣。
今回は無観客で行われましたが、各コートでは激しい闘いが繰り広げられました!
激戦を勝ち抜き上位進出を果たした選手達です。
【優勝】
●松倉ガクト 小学5年生男子−35kg級
昨年の国際大会,ワールドエリート大会に続いて、大きな大会で3連覇!意外にも極真祭は初優勝!これでビックタイトル5冠達成!もはや軽量級では敵無し!次は階級をあげて重量級のタイトルを狙う。
●森山ソウタ 小学5年生男子+35kg級
持ち前の強烈な下突きと下段廻し蹴りに更に磨きをかけ、それに中段と上段のヒザ蹴りが新たに武器に加わり、更に軽快なステップワークも披露!少年部にしてもはや大人の様な落ち着き払った組手を展開!決勝戦では昨年負けた相手に雪辱し極真祭2度目の頂点に!来年は国際大会の頂点を狙う。
小学5年生男子は軽量級,重量級の両階級を川崎中央支部が制覇!
●森 天斗 高校1年生−65kg級
川崎中央支部ユースのエースが念願の極真祭初優勝!
安定感抜群の組手で念願の全日本のタイトルをついに獲得。流した嬉し涙がこれまでの苦労を感じさせられました!天斗、おめでとう。そして嬉し涙後の彼の目は既に次の目標に向いています!来年はいよいよ一般部の闘いに挑戦か…。ユースのエースから支部のエースへ…。
●大和 宏樹 50歳以上−80kg級
レジェンドOWAは今年も強かった!
軽快なフットワークとガードの僅かな隙間から的確に急所をとらえるノーモーションの突きでジワジワと敵を弱らせる…そして勝負どころで一気にギアを上げて敵を仕留める。危なげ無い万全の組手で今年も全日本チャンピオン防衛。来年は因縁の相手とのレジェンド対決が見れるかも。
【準優勝】
●西畑ユウマ 小学4年生男子の部
●増田アミ 小学6年生女子+40kg級
●相澤 一賀 45〜49歳−80kg級
【第三位】
●白井ケント 5歳男女混合の部
●柳澤コウエイ 小学4年生男子の部
●新井イロト 小学5年生男子−35kg級
●本山アスカ 小学6年生女子+40kg級
右がアスカ。(同クラスで準優勝のアミと)来年は決勝同門対決を見たい。2人とも次女です。2人には空手センス抜群の心優しい姉達がいます。ここまで強くなれたのもお姉ちゃん達の存在が大きいです。
優勝者4名を含めて11名が入賞しました!全日本大会で過去最高の大会になったのではないでしょうか!「神奈川川崎中央支部」の名を全国に轟かせてくれました!
優勝・入賞した選手の皆さん、おめでとうございます!嬉しい入賞,悔しい入賞、それぞれあると思いますが、今回の結果を受け止めて、更なるステップアップに繋げてください。
残念ながら入賞を逃した選手も、全日本大会という大きな大会に出場した事を誇りに思って次の目標に向けてまた頑張ってください。負けた選手も今後の飛躍を期待出来る良い内容の試合が本当に多かったです。
勝った選手も負けた選手もここからが大切です。今回の大会で感じた事,学んだ事を忘れずにこれからの稽古にこの経験を生かしてください。この経験は大会に出場した選手しか感じられません。大切にしてください。
選手の皆さんお疲れ様でした。セコンドとして選手をサポートしてくださいました保護者の皆様,道場生の皆様、朝早くからありがとうございました。
試合スタッフを引き受けてくれた松倉くん、朝早くから遅くまで大変だったと思いますが本当にありがとうございました。
今回はコロナ禍での開催でしたので支部みんなでの集合写真はとれませんでしたので個別に撮った写真を…。(撮れなかった方、すみません。)
宮前平5年生三羽烏。全員入賞しました!全員次男坊!この子達には最強の心強い兄達がいます。ここまで強くなれたのもお兄ちゃん達の存在無しには語れません。
準決勝はガクトとイロトの同門対決!決勝で見たかった。
神奈川川崎中央最強オヤジ軍団。優勝の大和さんと準優勝の相澤さんを両脇に従えて真ん中を陣取る坂口社長!さすが社長!(笑)
最後に、このコロナ禍の中、大会を開催してくださいました、総本部関係者の皆様、素晴らしい大会をありがとうございました。
2020年12月2日